本殿金堂を出て奥の院(霊宝殿・大杉権現・僧正ガ谷・魔王尊)に向かう道には、様々な見所があります。比較的急な登り階段から始まりハイキングコース的な木製の階段を登っていくと、ガイドブックなどで見ても迫力のある「木の根」が現れます。
見所満載のハイキングコース
初めに目にするのは、与謝野晶子・寛の歌碑と移築された晶子先生の書斎(冬柏亭)です。この書斎は、晶子先生の五十のお祝いに弟子たちから贈られ東京市外荻窪村(現在の東京の荻窪)に建てられたが、晶子の死後門下生の岩野喜久代氏によって大磯の自宅に移されたが、その後同氏の好意により昭和51年鞍馬山に移築されたものでした。
次に、霊宝殿(博物館)です。
この後は、案外急な山道が続き・・・
牛若丸が奥州平泉の藤原氏のところに行く前に、名残りを惜しんで背比べをしたという石が現れ、そのすぐ近くに迫力のある「木の根」があります。
この後、臼井甕男先生が修行をした大杉権現社へとつづきます。