レイキとは!?
20世紀はじめに、岐阜県出身の臼井甕男(ウスイミカオ 1865.8.15~1926.3.9)先生が京都・鞍馬山において21日間の断食修行により感得した癒しと自己成長の手法です。霊氣または臼井霊氣療法などとも呼ばれています。
人間が元来持っているヒーリング力を、肇祖臼井甕男先生が修行により天より閃きをいただき体系化したものがレイキの始まりです。その後、アメリカ・イギリス・フランス・オーストラリアなどを中心に海外に渡り、現在は逆輸入される形で日本に広まっています。
レイキは、人間なら誰でも使えるとても身近なヒーリングエネルギーであることも特徴の1つです。
今まで氣付かなかった自分自身の心と体の疲れを癒せ、さらに周りの人も癒すことができる、人間としての本質的な力です。また、レイキは宗教とは全く関係がありません。
「レイキ」言葉の意味
レイキは日本語の「霊氣」からきています。
漢字で書くと、人によっては怪しく聞こえてしまうかもしれませんが、「霊」という文字は死者の魂も指す一方で、「神」や「こうごうしく、尊いもの」「神聖なもの」「すぐれてよいもの」「いつくしみ」などの意味を持ちます。富士山のことを「霊峰富士」人間のことを「霊長類」などと呼ぶものと同じ言葉の使い方です。
また霊氣の「氣」は、文字通りエネルギーをさします。氣功などの「氣」です。
レイキエネルギーの源
つまり「霊氣」とは宇宙エネルギーの中でとても神々しい最高次元のエネルギーであることを示しています(あるいは宇宙の根源をなす光のエネルギー)
そして文字通り、レイキのエネルギーは出会うものの肉体だけでなく魂(霊)にまで影響を与え、深い癒しと幸せをもたらしてくれます。
レイキによって、あなたは目に見えない世界やエネルギーにもより繊細になっていきます。
日本では、実践されている方々に高い評価を得ているにもかかわらず、言葉の響きなどもあって残念ながらあまり多くの人に注目をされることなく、今日に至っています。
レイキの海外事情
しかし海外ではとても高い評価を得て、しかもポビュラーな方法として一般に浸透しており、セレブリティにも愛好する方が多くおります。
例えば、サントリー社のCMなどでも馴染み深い「美のカリスマ、ミランダ・カー(Miranda Kerr)さん」。
ミランダ・カーさんは、美への探求からご自身で開発をされたオーガニックコスメ『KORA Organics(コーラ オーガニックス)』は、抗酸化作用のある成分も豊かに含まれスーパーフードの「ノニ」も入っている上に、レイキヒーリングをしたローズクォーツも配合しています。また、お肌のお手入れをするだけでなく心や魂をポジティブに導いていくものという考えから、全ての商品の裏側にポジティブな言葉もプリントされています。
レイキが保険適用される国や地域も
医療の現場でも・・・
イギリス・カナダ・ドイツ・アメリカ西海岸・オランダ・オーストラリアでは代替医療の一つとしてレイキに医療保険が適用され、実際に医療現場で使われています。また、インド・オーストラリアでは、レイキティーチャーが国家資格として認められています。病氣を部分的にみるのではなく、心と体を全体的に捉えるホリスティック医療が進んでいます。
英語の辞書に「レイキ」という言葉が掲載
癒しやホリスティック医学の先進国イギリスでは「レイキ」が「ラーメン」「うどん」「そば」と並ぶほど、日常生活に使われる言葉などと報道されています。
*2001年日経新聞より
臼井先生が体系化したレイキを学ぶ5つの段階
レイキの基本は「心や体・魂へのヒーリング(自己ヒーリング)」。
癒しと自己の成長における手法(メソッド)として体系化され今日まで伝わっています。
5つの段階には、各々学ぶテーマがあり、体・心・魂・深・神髄の順で伝授されることで、レイキの在り方を学びます。
- 体をヒーリングする:第1段階(ファースト ディグリー)
- 心をヒーリングする:第2段階(セカンド ディグリー)
- 魂をヒーリングする:第3段階(サード ディグリー)
- レイキを深め実践力を徹底的に身に付ける(ステップアップディグリー)
- 神髄を学びレイキを広める:第4段階(フォース ディグリー・ティーチャーズ ディグリー)
正しく学び、伝授を受け、真摯に取り組むことで、誰の手にもしっかりとレイキのエネルギーが流れるようになります。