仁王門から普明殿へ向かう道は、誰もがシャッターを切りたくなってしまうほど美しい階段を上がっていきます。山頂駅(多宝塔)に着くと、なんとなく空気感が変わり…「もしかして、別世界に来たかも」みたいな印象を抱く方も多くいらっしゃいました。この山頂駅から本殿金堂までの道にも様々なお社がありますので、是非マイペースで見てみてくださいね!
仁王門から普明殿へと誘う美しい景観の階段
足腰に自信のある方は「九十九折参道」を登ると良いかと思いますが、今回私は時間の関係もあり(ちょこっと腰が痛かったので…)ケーブルカーでいく事にしました。
普明殿(ケーブル山門駅)
普明殿の二階に階段で上がったところに鞍馬山の尊天(千手観音・毘沙門天・魔王尊)を解説するオブジェがあったのでキョロキョロ見ながらケーブルカーを待ちました。
参考
【鞍馬山の尊天(宇宙の全活動体)】
- 千手観音:月のように美しく(愛)
- 毘沙門天:太陽のように暖かく(光)
- 魔王尊:大地のように力強く(力)
さすがはケーブルカー!急な坂道も、どんどん登っていきます。
多宝塔(ケーブル山頂駅)
トコトコと急な坂道をケーブルカーは静かに登っていきます。山頂に着くと、台風の影響でしょうか駅を出て右側の社は崩れてしまっています。左側にある多宝塔は健在でした。
弥勒堂
「人類を救済すると云う弥勒菩薩が祀られている」とのこと。痛々しい姿でしたが、今の姿をしっかり見つめることも大切かと・・・。
巽の弁財天社
本殿の東南(巽)の方角にあるので「巽の弁天様」と呼ばれるのが名前の由来。とのこと。