母の形見のわんこトイプードルの男の子ジュン。
3年前に「虹の橋」へ旅立ちました。
家には先住犬の女の子が2匹いたので・・
3匹きついな・・と思い引き取りましたが、
やはり可愛いのですよね。
毎日運動会のような我が家・・
それは・・突然でした。
ジュンがリンパ腫になってしまったのです。
近くの動物病院で手術。
その後は・・
動物の高度医療センター、癌センターでの
治療に時間とお金をかけ
私は、生きさせるために犬の腫瘍の研究からエコーの画像まで
わかるようになっていました。
獣医さんからは、本までお借りして研究していました。
高度医療センターの先生がこんな事をおっしゃいました。
「わんちゃんは、散歩して、遊んで、
ご飯をバクバク食べて幸せなんですよ。
このまま治療を続けると腫瘍はなくなる
かもしれませんが、かなり弱ってしまいます。」
犬の平均寿命は15年と言われていますが、
実際は13年ぐらいだそうです。
私は、母の形見のジュンだからと、
必死になっていたのかもしれません。
幸いにジュンは、
入退院を繰り返し治療しながらも
最期まで元気でいました。
苦しくても我慢していたのかな?とも
考えたりしました。
今でも、思い出すのは先生がおっしゃった
「わんちゃんは、散歩して、遊んで、バクバク食べて幸せ」
という言葉です。
この言葉は、人間も同じで
今、健康で小さいながらも幸せを感じる事が
あるのであれば、幸せなのでは?
最近つくづく思うのは
「住む家もある、仕事もある、たまに旅行にも行ける、そして健康」
これだけでも凄い事なんじゃないかな?と。