ネガティブな自分を見直してポジティブになれる系の様々なツールを教えている講座やセミナーに出ている時に「これなら、ワタシにも出来る!」なんて思うこと、ありませんか?
でも、実生活になると「あれ?どうして上手くいかないの?」となってしまう。
そこには、落とし穴があるのです。
ツール本体の力と同時に、その環境をつくる
私は当アカデミーの講師となる前、十数年サラリーマンとして仕事をしてきましたが、その中でもキャリアコンサルタントとして、様々な研修やセミナーに出てきました(経費でも)。
ずっと気になることがありました。
これって、ビジネスシーン・プライベートシーンで本当に使えるのかな?
もっと正直に言うなら「そんなシチュエーションにならないから困っている」のだよね・・・と。
自分のことを考えてみる
このようなツールに興味を持ったり学んだりしてみようと思う方は「その思ったきっかけとなる出来事」があります。
「あの時こう出来たら違っていたのに…」とか「どうして自分はこうしちゃうんだろう…」とか、「もっとこうしたいから、強力な魔法が欲しい」といった具合に。
私もそうでした。
「交渉相手のことを、相手が私の戦略に気が付く前に、私が相手のことを先に知って先回りするための、何か良い方法はないものか?」と常々思っていました。
なぜなら私は、いつも相手のペースに飲まれていたからです。
相手が気が付く私の特性を私自身が理解をしていないから、相手が私の何に気が付いて先回りしてくるのか?が分かっていなかったのです。
そして、
相手を知るということは…
ややこしいのですが、相手を知ることというは「相手が何を感じて、それに基づいてどう行動してくるのか?を知ること」なのです。
煙に巻いているのではありませんよ!
良くこう言いますよね「あの人何を考えているのか良く分からない」というのは「相手の考えていることが分からないのではなく、相手がどう感じているのかが分からない」ということです。
もうお分かりですよね。
大切な3つのこと
ビジネスシーンでもプライベートでも、自分の発するエネルギーや考えによって。周りが反応をすることで「シチュエーション」が出来上がるのです。
ということは「自分のことを知っていくこと(セルフヒーリング)で、全ては動かせる」ようになります。
そのために必要なことは、次のの3つです。
1つ目は、セルフヒーリングをして、自分自身の考えや癖などを改めて把握しておくこと。
2つ目は、その上で、どんなシチュエーションが自分にとって優位かを考え続けること。
最後の1つは、そのメソッドの本質を体感した後に他者に使い、自分の感覚との違いを把握していくこと。
私たちは「メソッド」だけなく、メソッドを効果的に使えるようになる環境の作り方(テクニック)もお伝えしているのです。
何を使うのかと同じくらい、いつ、どこで、どのように使うのかにこだわれば、結果は思い描いた通りに…。